2010年02月03日

雪野球!?いいや違うねッ!

子どもの発想力には敵わない。


病院への道すがら
住宅街の隅にある小さな公園。

既に残り僅かとなった積雪を、
少年達は必死にかき集めて
掌でギュッと押し固め、それを放る。


あんな少ない雪でよくも雪合戦などやるものだ。


いや待て、様子がおかしい。
両陣営の人数バランスがおかしい。
一人対他全員。
1人サイドの彼はまるで反撃する素振りを見せない。

何という事だ。これはいじめか?



しかしよく見ると、
彼の手にはバットが握られていて、
飛んでくる雪玉の一つに狙いを定めては
時々振り回している。
反撃の素振り(そぶり)はないかと思えたが
実は素振り(すぶり)はしていた。



なるほど。これは雪玉野球だ




もともと野球が苦手だったせいもあるが、
僕はそんな事思い付いた事もなかった。と思う。
小さい頃の記憶は既に曖昧だ。


しかしまぁ、飛んでくる球の多い事。
一斉射撃で飛んでくる雪玉に対し、
少年はもはや打ち返すのではなく
避ける事に重点を置いている様に見える。

あらあら、ルールが崩壊しているよ。


そうこうしている内に、雪玉の一つが少年に当たった。
デッドボールだ。

すると少年は何だか悔しそうにバッドを置き、
自分に雪玉を当てた少年とポジションを入れ替わる。
入れ替わった少年は嬉々としてバッドを握り、
また雪玉を避けまくる。





やはりただの雪合戦だった。
いや、片方は避けるだけだから合戦とは言えないが、

とりあえずバットは飾りだ。




しかし、よくよく考えてみれば、
的に雪玉を当てた少年が次の的になる訳だから、
彼等は一斉射撃の餌食になる為に
一斉射撃を行っている事になる。


そりゃそうだ。
投げるより、避けまくった末に当たる方が
面白いに決まっている。



やっぱり、子どもには敵わない。
 
 
 
posted by 吉田能 at 18:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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